引き寄せの法則って、本当にあるのだろうか。
引き寄せの法則とは、自分が思ったことが現実になる、という考え方らしい。
正直、私はこれまでの人生で、恋愛以外のことは大抵叶えてきたように思う。
たとえば、上京して大きなビルで働き、あちこちの街を歩き回る仕事がしたいと思っていた時期がある。
すると、上京に大反対していた両親が、なぜかあっさり承諾してくれた。
そして私は、新宿の高層ビルにある大手IT企業で働くことになった。
仕事内容も、関東中のクライアント先へ足を運ぶ仕事だった。
SESで働いていた現場では正社員に抜擢され、年収は100万円以上上がった。
気の合う仲間たちと楽しく働きたいと思っていたら、マリオカート大会やホームパーティーをするくらい仲の良い同僚たちができた。
無職期間には、座っているだけで40万円以上稼げる仕事に就いたこともある。
気まぐれに始めたマッチングアプリでは、2週間で500いいねをもらった。
そして、その中で出会った、最初はなんとも思っていなかった彼に、夜景のロマンチックな雰囲気の中で熱烈に交際を申し込まれた。
こうして見ると、執着の少ない人間関係、仕事、お金に関しては、結構叶ってきたように思う。
一方で、悪いことも叶っている。
私は昔から、「恋愛では大切にされない」とどこかで思い込んでいた。
そして実際、それは叶ってしまった。
彼とラブラブだった頃ですら、私は心のどこかで思っていた。
同棲は嫌だな。
いつか愛想を尽かされるかも。
こないだ買ったペアネックレスも、返品されるかも。
結果、それらは全部現実になった。
もしかすると私は、引き寄せが結構得意なのかもしれない。
とはいえ、毎日毎日「彼に戻ってきてほしい」と願っても、彼はまだ戻ってきていない。
どうやら、願い方にはコツがあるらしい。
瞑想、アファメーション、イメージング、聞くと恋愛が叶うらしいマントラ。
いろいろ試してみたけれど、今のところ目に見える効果は出ていない。
引き寄せの本には、「うまくいくと信じて疑わない状態になる」と書いてあった。
いや、そんな無茶な。
あんなにサイコな言動をした彼と、どうやって穏やかにラブラブな未来を信じればいいんだ。
実は、このブログを始めた理由もここにある。
彼との思い出は、幸せだったものも、ひどく傷ついたものも混ざっている。
だから私は、それを膿を出すように文章にして、垂れ流せば、最後に残るのは純粋な「彼とラブラブになりたい」という願いなのではないかと思った。
そういえば、これまでの人生でも、恋愛でどん底にいる時ほど、他の人間関係や仕事は妙にうまくいくことが多かった。
きっと、気になることに意識が集中しすぎると、それ以外のことへの執着が外れるのだと思う。
とすると、逆のことをすればいいんじゃないか。
「彼と復縁する」という自分の命より大切にしている願い以上に叶えたい願いを無理やり作る…
つくづく、面倒な法則だ。
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